ダニエル・カルバハルのプレースタイルを紹介!世界最高の右サイドバック
レアルでもスペイン代表でも不動の右SBとして君臨するダニエル・カルバハル。
攻撃面でも守備面でも隙の無い「世界最高の右SB」とも評される選手です。
今回はカルバハルの経歴やプレースタイルについて紹介します。
カルバハルのプロフィール
本名 ダニエル・カルバハル・ラモス
国籍 スペイン
生年月日 1992年1月11日
身長 173cm
体重 73kg
利き足 右
ポジション DF(右SB)
所属クラブ・経歴
2002~2010 レアル・マドリード(ユース)
↓
2010~2012 レアル・マドリードB
↓
2012~2013 レヴァークーゼン
↓
2013~ レアル・マドリード
スペイン強豪レアル・マドリードのユースで育ったカルバハル。
2010年からはレアルのセカンドチーム(3部相当)でプロデビューしました。
しかし当時右SBを務めていた元スペイン代表アルベロアの厚い壁に阻まれ、トップチーム入りは叶わず。
カルバハルは出場機会を求めて2012年、レアルの買い戻しオプション付きでドイツのレヴァークーゼンに移籍します。
加入当初から早くもレギュラーに定着したカルバハル。
シーズン32試合に出場し、クラブのリーグ3位に貢献しました。
ドイツのスポーツメディア・ビルト紙の選出するリーグベストイレブンに入るなど評価を高めたカルバハルは、わずか1シーズンでレアルに復帰。
アルベロアを抑えて右SBのレギュラーに定着します。
現在ではレアルでも不動の存在。
「世界最高のSB」、「クラブ史上最高の右SB」など関係者やファンからも高い評価を受ける選手です。
カルバハルのプレースタイル
カルバハルは「攻守に隙のない完璧なSB」と言えます。
攻撃面で特に強いのは、超高精度のクロス。
敵陣浅めの位置から繰り出すアーリークロスや、フワッとした浮き球、味方の足元にピンポイントで送るグラウンダーパスなど種類も豊富でアシストを量産します。
特に昨シーズンまでは最前線にBBCがいたので、カルバハルのクロスからロナウドやベイル、
ベンゼマがワンタッチで決めるシーンが多くみられました。
レアル右サイドバックは超攻撃型で知られるマルセロですが、カルバハルもかなり攻撃参加には積極的。
マルセロがは縦に突破してクロスを上げることも、中央にカットインして自らシュートを打つウイングのようなプレーも多いですが、カルバハルはあまり中央に入ることはありません。
あくまでタッチライン沿いを直線的に上下動し、最後はクロスというプレーを好む印象ですね。
サイドの駆け上がりも単独突破より、右ウイングやインサイドハーフの選手と連動して崩していくプレーです。
攻守の切り替えの早さも魅力。
ボール奪取された際にはいち早く反応し、泥臭く相手カウンターの芽を摘み取ることができます。
敵陣深くで自分がとられてしまったボールを、自陣深くまで猛ダッシュして追いつき取り返すこともあります。
攻撃意識の高いSBですが、もちろん守備もトップクラスで、1対1ではめったに負ける事がありません。
173cmと身長は低いものの、フィジカルは強く、体を入れてボール奪取することもできます。
スタープレイヤーの左ウイングの選手をことごとく抑え、CL三連覇を成し遂げた守備力は伊達ではありません。
主力選手の多くが30を超えるなか、カルバハルは26歳とまだまだ成長の余地を残しています。
低調のレアル、そしてスペイン代表を救う活躍が期待されます!
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