世界最速のドリブラー!ガレス・ベイルの経歴・プレースタイル
エースのロナウドがユベントスへ去り、得点力不足が懸念されるレアル・マドリード。
チームが次の「レアルの顔」として期待しているのが、ウェールズ代表のガレス・ベイルです。
圧倒的な身体能力と得点力を持ちながら、度重なる負傷離脱に悩まされるレアルの新エース。
文字どおり「レアルの顔」になれるのか。真価が試されるシーズンになりそうです。
ベイルのプロフィール
本名 ガレス・フランク・ベイル
生年月日 1989年7月16日
身長 185cm
体重 81.8kg
利き足 左
ポジション FW,MF
所属クラブ・経歴
カーディフ・シヴィル・サーヴィス(ユース)
↓
サウサンプトン(ユース)
↓
2006~2007 サウサンプトン
↓
2007~2013 トッテナム・ホットスパー
↓
2013~ レアル・マドリード
世界最高クラブの一つであるレアル・マドリードで活躍するベイルですが、かなり早熟の天才だったようです。なんと9歳のころからサウサンプトンのスカウトの目にとまっていたとか。
14歳の時には100m走で11.4秒を記録したそうです。
高校ではホッケーやラグビーにも力を入れていたようで、あらゆるスポーツへの適正を見せていました。
中学とか高校はスポーツできる奴がモテますからね。きっとベイルも女子からモテモテだったのでしょう。腹が立ちますね。
2005年にはサウサンプトンでプレーデビュー。16歳と275日という若さでのプロ入りでした。(クラブ史上2位)
1年目でさっそくヤングプレーヤーオブザイヤーに輝くと、プレミアの強豪トッテナムに移籍します。
度重なるケガに悩まされるも、攻撃陣をけん引し、クラブを史上初のCL出場圏内に導きました。
2013年からはスペインの強豪レアル・マドリードに移籍。
Cロナウド、ベンゼマとともに形成する「BBC」の破壊力は多くの相手チームを苦しめました。
レアルでも負傷に悩まされることが多いベイルですが、今夏ロナウドが去ったレアルで、レアルの新エースとてロナウド級の活躍が期待されています。
ベイルのプレースタイル
レアルでの主戦場は右ウイングですが、トッテナムでは左ウイングやトップ下、SBの経験もあります。
ベイルの特徴は圧倒的な身体能力の高さです。
なかでも凄いのがドリブルスピード。FIFAの調査によるとベイルのドリブルスピードは時速36.9キロ(2015年時)に達しており、これは世界最速だそうです。
爆発的なスピードを活かした縦への突破が得意で、前にスペースのあるカウンター時に真価を発揮します。BBCの息が合った高速カウンターはほんとに圧巻でしたね。
彼のドリブルスピードのやばさが一目でわかるのが、2014コパデルレイの決勝バルセロナ戦で見せた高速単独カウンターではないでしょうか。(↓動画2分53秒くらいから)
ドリブルで縦への突破を図ったベイルは一度バルトラに体を当てられ、ライン外にはじき出されてしまいます。しかしその後爆発的なスピードでピッチ内に戻り、前を走っていたバルトラを追い越し、そのまま単独でゴールを決めてしまったのです。
カウンター時にこれほど厄介なアタッカーはいません。
細かいタッチやドリブルも可能ですが、やはり直線的な突破の方に自信があるようで、密集地帯では、仲間との連携で崩すことが多いです。
得意なプレーはサイドからのカットイン→ミドルシュート。
特にミドルは強烈で、エリア外からもバンバン打ってきます。超人的なシュートパワーがあるので、相手GKのこぼれ球を狙うこともできますね。
決定力も高く、特にCLなどの大舞台で劇的ゴールを決める印象。昨シーズンのCL決勝リバプール戦では、エリア外がらの強烈ミドルと、マルセロの高速クロスに合わせたバイシクルシュートが大きな話題になりました。
課題はケガの多さ。トッテナムでも負傷に苦しんだベイルですが、レアルでも負傷離脱を連発し、シーズンフルで稼働したことが殆どありません。
なんとレアルに来てから既に20回以上の負傷離脱を繰り返しているそうです。
新生レアルがベイルを得点源とするのであれば、彼のケガ耐性向上は必須と言えそうです。
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