チェルシーのドリブルオバケ!エデン・アザールのプレースタイルを紹介!
「メッシ、ロナウドにも劣らない天才」と評価され、今シーズン絶好調のチェルシーをけん引しているエデン・アザール。W杯ではベルギー代表をチーム史上最高成績となる3位に導く活躍を見せてくれました。
27歳と若くはないものの、ロナウド、メッシがメガクラブを去ったあとはしばらくアザールの時代になるのではないかと思います。
今回はベルギーの天才エデン・アザールの経歴やプレースタイルを紹介します。
目次
プロフィール
本名 エデン・ミハエル・アザール
国籍 ベルギー
生年月日 1991年1月7日
身長 173cm
体重 76kg
利き足 右足
ポジション MF,FW
所属チーム・経歴
1995~2003 ロイヤル・スタッド・ブレーヌ(ユース)
↓
2003~2005 テュビズ(ユース)
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2005~2007 リール(ユース)
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2007~2012 リール
↓
2012~ チェルシー
フランスの名門リールでプロデビューしたアザール。
2008~2009、2009~2010シーズンと2年連続で最優秀若手賞を獲得するなど、デビュー当時から非凡な活躍を見せました。
リールでの最後の年となる2011~2012シーズンは38試合で20ゴール18アシストという圧巻のパフォーマンスを披露。
この活躍が評価され、マンU、マンC、トッテナムなどイングランドの名だたる強豪からオファーを受けるなか、3200万ポンドの移籍金でチェルシーへ加入しました。
すぐにリーグに適応し、瞬く間にチェルシーのキープレイヤーへと成長しました。
モウリーニョ時代やコンテ時代には戦術との相性が悪かったり、ゴール欠乏症に陥ることもあり、スケープゴートにされることも少なくありませんでしたが、2018~2019シーズンはゴールゲッターとしての才能が爆発。現在11試合に出場し7ゴールでゴールランキング2位につけています。
夢は欧州王者のあのクラブ!気になる移籍先は?
欧州の強豪にとって喉から手が出るほど欲しいアザール。本人は「レアルでプレーすることが子供からの夢」と語っており、欧州王者への加入を匂わせています。
一方のレアルも以前からアザールの獲得に動いており、何度も移籍の噂が流れました。
「シーズン中の移は考えていない」と語っているアザールですが、彼が白いユニを着て活躍するのもそう遠くないかもしれません。
レアルは今季、ロナウドの抜けた穴を埋めきれず、クラブ史上最悪レベルの不調に苦しんでいます。ソラーリ体制は今のところ順調ですが、再び不調に陥れば、冬の移籍史上で強引にでもアザール獲得を決行する可能性もあるかもしれません。
サッカー一家の長男
アザールの両親はサッカー選手だそうです。
更にアザールは4兄弟の長男で、3人の弟もサッカー選手。次男のトルガン・アザールは現在ドイツのボルシアMGに所属しており、二人そろってベルギー代表として活躍しています。
3男のキリアン・アザールは現在ベルギーのサークル・ブルッヘというクラブに所属。4男エタン・アザールはまだプロデビューこそしていませんが、将来的に4人そろってベルギー代表!ということになれば激アツですね。
天才アザールのプレースタイル
アザールは2列目ならどこでもプレー可能ですが、最も力を発揮できるのは左ウイングです。
多彩な能力を持つアザールですが、最も目をひくのはやはり、世界最高クラスのドリブルテクニック。
細かいタッチと爆発的な加速力を活かしたドリブルが特徴的です。
通常であれば、加速すればするほど足元のテクニックは落ちてしまいますが、アザールの場合はスピードを落とさず細かいタッチで相手をかわすことが可能。
得意なプレーは、左サイドからのカットイン→ミドルシュートです。
173cmと小柄ではありますが、体の使い方が上手で、腕や腰で相手をブロックしながらドリブルするので、キープ力も高く、滅多にボールロストしません。
反転力も一級品。ボールをもらいながら前を向いて、自分の得意な形でプレーを始める事ができます。
ジョルジーニョとともにチェルシーでは替えの利かない選手。この2選手のどちらかがいないチェルシーはかなりパフォーマンスが落ち、苦戦することが多いですね。
最も得意なのはドリブルですが、周りを活かす視野も持っています。ドリブルで相手DFを引き付けておいて、スペースに抜け出した味方におぜん立てするシーンが多く、視野の広さも備えるプレーヤーであることがうかがえます。
世界屈指のプレミアDFをモノともしない彼のオフェンススキルは、間違いなくリーガでも通用するでしょう。
まとめ
・メッシ、ロナウド級の天才
・サッカー一家
・ドリブルめっちゃ上手い
・加速力と細かいタッチ
・体をいれてキープできる
・視野も広い
アザールの超絶プレー動画