カゼミーロのプレースタイルを紹介!レアル・マドリードの守備的MF
前人未踏の欧州CL三連覇を成し遂げたレアル・マドリード。
中でも中盤の底で相手の攻撃の芽を摘み、失点を抑える、いわばフィルター役をこなしたのがブラジル代表のカゼミーロです。
前線の選手と違って目立つことは少ないですが、レアルの三連覇になくてはならなかった「縁の下の力持ち」的存在。
今回はカゼミーロの経歴やプレースタイルについて紹介します。
目次
カゼミーロのプロフィール
本名 カルロス・エンリケ・ジョゼ・フランシスコ・ヴェナンシオ・カジミーロ
国籍 ブラジル
生年月日 1992年2月23日
身長 184cm
体重 80kg
利き足 右
ポジション DMF
所属クラブ・経歴
2002~2010 サンパウロ(ユース)
↓
2010~2013 サンパウロ
→2013 レアル・マドリードB
→2013 レアル・マドリード
↓
2013~ レアル・マドリード
→2014~2015 ポルト
ブラジルのサンパウロでトップチームデビューしたカゼミーロは2013年、スペイン強豪レアル・マドリードのセカンドチームにレンタル移籍します。
加入後出場した15試合で評価を高め、すぐにトップチームに昇格。
同年、レアルへの正式加入が決定します。
2014~2015シーズンはポルトガルの名門ポルトへ武者修行に。
ポルトガルで才能を開花させたカゼミーロに対し、レアルが買い取りオプションを行使。1年でスペインに復帰しました。
現在はモドリッチ、クロースとともに「世界最高の中盤」を組んでおり、レアルの守備に欠かせない一人となっています。
カゼミーロのプレースタイル
主戦場は4-3-3のアンカー。中盤の底でストッパーとして機能します。
フィジカルの強さと適格な読みを活かしたボール奪取が得意。
身長は184cmと飛びぬけて高いわけではありませんが、体を入れてボールを奪い取ることができますし、粘り強く泥臭くハードワークすることも可能。
ここを抜かれたらマズい!という状況ではファウル覚悟で激しくあたりに行くこともできる選手です。
一方で適格な読みを活かしたクレバーな守備もできます。
相手のパスコースを読んでインターセプト。ロングパスの精度も高いので、そのままこちらのカウンターの起点になることができます。
危機察知能力が高く、ポジショニングが良いのも特徴。
全体的に前がかりになりやすいレアルのなかで、彼が危険なスペースを常に察知してポジションをとることによって、多くのカウンターからチームを救うことができています。
強烈なミドルシュートも印象的。チームの攻撃が停滞したときには、エリア外から目の覚めるような強烈ミドルを叩き込むアグレッシブさももっています。特にCL決勝とか重要な試合で決めることが多いのでより印象に残るんですよね。
課題は少しプレスに弱いところでしょうか。
フリーであれば落ち着いて展開できるのですが、激しいプレッシングを受けると展開力やパス精度がかなり落ち、他のMFに預けるだけというプレーになってしまします。
プレスの中でも落ち着いて縦パスを入れられるようになれば、バルサのブスケツと並んで世界最高のボランチと言っても良い選手になりそうです。
とはいえ既に守備的MFとしては既に世界でも屈指の選手。レアルの欧州制覇もこの選手なくしてはあり得ませんでした。
まとめ
・名前長い
・ガキ大将っぽいお顔
・守備職人
・強烈ミドル
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