ピャニッチのプレースタイルを紹介!ピルロの後継者?
セリエA7連覇という偉業を成し遂げたイタリア王者ユベントス。
Cロナウドやボヌッチといったスーパースターを迎え入れ、今期こそ欧州王者を目指すこのクラブで、替えの利かない選手へと成長したのがミラレム・ピャニッチ。
ローマからやってきたこのボスニア代表は、ユベントスではリーグ屈指のレジスタへと進化。ユベントスのレジェンド、アンドレア・ピルロの後継者としても注目されています。
目次
ピャニッチのプロフィール
本名 ミラレム・ピャニッチ(ピアニッチ)
生年月日 1990月4月2日
身長 180cm
体重 68kg
利き足 右
ポジション MF(DMF,CMF,OMF)
所属クラブ・経歴
1997~2004 シフランジュ(ユース)
↓
2004~2007 メス(ユース)
↓
2007~2008 メス
↓
2008~2011 リヨン
↓
2011~2016 ローマ
↓
2016~ ユヴェントス
ルクセンブルクのシフランジュと、フランスのメス。二つのクラブでユース時代を過ごしたピャニッチは、17歳の若さでプロデビュー。
重要な試合でゴールを決めるなど活躍し、フランスの強豪リヨンに移籍します。
リヨンでは攻撃の中心としてチームをけん引。
2011年にはイタリアの強豪ローマに1100万ユーロで移籍。
2シーズン連続でリーグアシスト王に輝くなど、チャンスメイカーとしての才能を開花させます。
ローマで好成績を収めたピャニッチに対し、バルセロナやバイエルン、チェルシー、といった欧州屈指の強豪が関心を示すなか、2016年、イタリア王者ユヴェントスへの移籍が決定しました。
ユベントスではゲームの組み立てに不可欠な存在に成長。
28歳とベテランの域に差し掛かり、成熟したプレーを見せるピャニッチの今シーズンに期待です!
ピャニッチのプレースタイル
ユヴェントスでの主戦場は4-3-3のアンカーですが、トップ下やCMFなど中盤中央であれば幅広く活躍できる選手です。
特徴は長短のパスセンス。ユベントスではアンカーにコンバートされたので、低い位置での組み立てや左右への散らしで攻撃のリズムを生むようなプレーが多いですが、一発で流れを変えるサイドチェンジや縦へのスルーパスは健在。
正確なキックで強力な攻撃陣の得点をアシストします。
視野の広さと展開力はさすがの一言。かつてミランやインテル、そしてユベントスで大活躍したレジスタ、ピルロの後継者であると評する関係者も少なくありません。
ボールコントロールも巧み。プレスを受けてもボールを失わないキープ力があるので、味方の上がりを待って攻撃に厚みを加えるころができます。
相手の重心と逆方向に切り返したり、トラップでボールを浮かせて躱すのが特徴的です
ドリブル、パスだけでなく、絶妙なタイミングで飛び出し、自らゴールを奪うこともできる選手。
ピャニッチの代名詞ともいえるのがFK。
強い縦回転を加えたボールは壁を超えると急激に落ち、ゴールに沈みます。
フリーキックの精度は世界最高といわれており、2015年にイギリスのデータサイト「whoscored」が発表した情報によると、FKの決定率はなんと18.4%で世界1位です。
FK5回に一回ゴールを決めているというとんでもない選手です。
まとめ
・ピルロの後継者
・長短のパスをあやつるレジスタ
・キープ力もある
・FKオバケ