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エンゴロ・カンテのプレースタイルを紹介!フランス優勝の立役者

 

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推定層市場価格最高額となる選手層の厚さで、ロシアW杯を制したフランス。

 

バロンドールの候補にもなったムバッペや、攻撃の要であったグリーズマンに注目が集まりやすいですが、献身的なプレーで彼らを支え、事実優勝の立役者ともいえる活躍をしたのが中盤のエンゴロ・カンテです。

 

サッリ新体制で絶好調の活躍を見せているチェルシーでも活躍しているフランス代表、エンゴロ・カンテの経歴やプレースタイル、性格を紹介します。

 

目次

 

 

 

カンテのプロフィール

本名 エンゴロ・カンテ

国籍 フランス マリ

生年月日 1991年3月29日

身長 169cm

体重 68kg

利き足 右

ポジション MFDMF CMF

 

 

カンテの歴代所属クラブ・経歴

2001~2010 シュレンヌ(アマチュアユース)

2010~2011 ブローニュ(ユース)

2011~2013 ブローニュ

2013~2015 カーン

2015~2016 レスターシティ

2016~     チェルシー

 

フランスにあるアマチュアユースチームで9年間を過ごしたカンテ。

20歳で初めてプロユースチームであるブローニュに加入するなど、サッカー選手としては遅咲きのキャリアでした。

 

ブローニュでトップチーム昇格を果たしたカンテ。

2012~2013シーズン、チームは2部に降格し、カンテは同じく2部のカーンに移籍します。

 

カーンでは主力選手としてクラブの1部復帰に大きく貢献。ここでの活躍で評価を高めたカンテは2015年8月、日本代表の岡崎も所属するイングランドレスターシティに移籍しました。

 

安定した守備とボール奪取能力でたちまち替えの利かない存在へ成長したカンテ。

2015~2016シーズンは強豪ひしめくプレミアリーグ「奇跡の優勝」に貢献し、自身もリーグベスト11に選出されるなど圧巻の活躍を見せました。

 

レスター奇跡の優勝で欧州強豪から高い評価を受けたカンテは2016年、3200万ポンド(約44億3000万円)でイングランドの強豪チェルシーに加入。

 

2年連続でリーグベスト11に選出される活躍を見せ、2016~2017シーズンはリーグ制覇に貢献。

 

2018年ロシアW杯でもフランス代表の主力として優勝の立役者になりました。

 

サッリ新体制の下、新シーズンを送るチェルシーでも躍動。2列目のフィルター役として欠かせない存在になっています。

 

 

謙虚で無欲!?カンテの性格は

今では世界でも屈指のプレイヤーになったカンテですが、スーパースターらしからぬ控えめな性格をしていることでも知られています。

 

アグレッシブに走り回るプレーとは裏腹に、大人しく実直、シャイな性格のカンテ。

W杯優勝後には観衆の前でトロフィーを掲げることをためらう姿が話題になりました。

 

コミュ障の僕も大勢の前で話す時は足がぶるぶる震えます。

僕を含め陰キャから熱烈な支持を得そうな一面を持っている選手です。

 

控えめなだけでなく、物欲があまりないことも知られています。

サッカー選手の中でもトップクラスの高級取りになったカンテですが、今でも愛車はレスター入団時に購入したミニクーパーを大事に使っているそうです。

 

僕も車はないし服もGAPです。もしかしたら僕はカンテなのかもしれません。

 

 

 

カンテのプレースタイル

サッリ新監督の下では4-3-3のインサイドハーフでプレーしていますが、コンテ時代やレスター時代は主にボランチが主戦場。中盤でボールを奪うフィルター役として機能していました。

 

カンテの魅力は「圧倒的な守備範囲の広さ」。

危機察知能力の高さと、カバーリングの早さでピッチのどこにでも顏を出し、相手カウンターの芽を摘むことができる選手です。

 

常軌を逸した守備範囲の広さに「地球の7割は水で、3割はカンテによってカバーされている」というジョークが生まれています。

 

ゲームメイクにあまり関与せず、中盤での守備やボール奪取を担うプレースタイルから、かつてレアルでプレーした守備職人マケレレや、現レアルのカゼミーロと比較されることが多いですね。

 

カゼミロはどちらかというと危険なポジションを埋めるのがうまく、カンテは豊富な運動量で危険なプレーヤーからボールを奪うことを得意とする印象です。

 

ただどちらも間合いの詰め方が非常にうまくて、相手の足からボールが離れた瞬間、一気に刈り取るようにボールを奪うことができます。

 

足元のスキルがあるわけではありませんが、前方にスペースがある時は自分で持ち運ぶこともあります。

 

以前はボランチでのボール奪取がメインのプレーでしたが、サッリ体制ではインサイドハーフの一角にポジションを移し、以前よりセカンドボールを拾うプレーが増えました。

 

中盤としての展開力やパスセンスが高いわけではないので、ボールを奪った後は自ら展開せず、近くの選手に預けることが多いですね。

 

これでブスケツのような縦パスまで入れられるようになったらホントに最強の守備的MFになりそうです。

 

まとめ

・フランス優勝の立役者

・控えめ無欲陰キャの味方

・守備範囲オバケ

・地球の3割を占める男

 

 

↓カンテが地球の3割を占めてる動画

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