ネイマールのプレースタイルを紹介!サッカー王国ブラジルのエース
フランスの強豪PSG(パリ・サンジェルマン)で活躍するネイマール。リーグでは開幕後14連勝という偉大な記録を達成したこのクラブ、そして王国ブラジルの攻撃にとって不可欠な存在となっている選手です。
今季こそクラブを悲願のCL優勝に導く活躍が期待されます。
今回はネイマールの経歴やプレースタイルについて紹介します。
ネイマールのプロフィール
国籍 ブラジル
生年月日 1992年2月5日
身長 174cm
体重 68kg
利き足 右
ポジションFW、MF
所属クラブ・経歴
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2003~2009 サントス(ユース)
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2007~2013 サントス
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2013~2017 バルセロナ
↓
2017~ PSG
17歳の時にサントスでトップチームデビューを果たしたネイマール。
幼少期から非凡な才能で周囲を驚かせていたネイマールは、ここでも圧倒的なドリブルスキルでチームをけん引。
サッカーの神とも呼ばれたペレに「うまくいけば私を超える潜在能力」と評され、2011年には南米最優秀選手賞を受賞するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いで評価を高めます。
数々の強豪クラブが獲得に乗り出す中、ついに2013年、スペイン強豪のバルセロナが獲得を発表。
メッシ、スアレスとともに組む3トップは「MSN(三人の名前の頭文字をとったもの)」と呼ばれ、脅威の得点力を誇りました。
特に2014~2015シーズンはMSNだけで122ゴールを記録。これはスペインの3トップが記録したゴール数で史上最多の数字です。
この年はCL,リーグ、カップ戦の3冠も達成。
僕はレアルファンですが、この年のバルサほど脅威の攻撃力をもつチームは中々見つからないと思います。
2017年にはフランスの強豪PSGに移籍。
今シーズンは念願のCL優勝が期待されます。
移籍の理由は?大エースメッシの存在か
ネイマールがPSGに移籍した理由は「メッシの存在」だと言われています。
サントスでは圧倒的なドリブルスキルでチームの王様たる活躍をしてきたネイマール。チームの中心は常にネイマールで、他の選手もとにかくネイマールにボールを集める傾向がありました。
しかしバルサには世界最高のプレーヤーであるメッシがいます。ネイマールは常に2番手としての立ち振る舞いを余儀なくされました。
ボールが最も集まるのはエースであるメッシですし、ネイマールが大活躍した試合でも注目されるのはメッシということもありました。
そうした状況に耐えかねて、自分が王様になれるPSGへの移籍を選んだと言われています。
ネイマールのプレースタイルは
左ウイングが主戦場ですが、最近のパリではトップ下での起用も多くなっています。
持ち味は世界最高級のドリブルスキル。
ブラジル人ドリブラーらしい細かいボールタッチや、また抜きやダブルタッチ、ルーレットなどトリッキーなテクニックで相手DFを躱す、いわゆる「魅せるサッカー」が得意な選手です。
多彩な足技で仕掛ける1対1でのドリブルスキルはまさに世界最高レベル。ドリブルスキルだけで言えばメッシにも引けを取らない選手です。
一方裏抜けのセンスであったり、ボールを持っていない時の動きは凡庸。ボールを持って仕掛ける時に最大の強さを発揮する「生粋のドリブラー」です。
余裕すら感じさせる軽快な足技は時に相手から「舐めプ」と受け取られ、批判されることも。
2016年のコパデルレイ準決勝アスレティック・ビルバオ戦で見せたヒールリフトは、相手から「挑発的だ」と非難され、物議をかもしました。
これでもブラジル時代に比べると「舐めプ」はかなり減った方だとは思います。
スキルがありすぎるのも困りものですね。
シュート精度も非常に高く、得点能力も最高クラス。3冠を遂げた2014~2015シーズンは自身公式戦39ゴールを記録するなど、常に得点王を狙える決定力も持ち味です。
以前はドリブルに頼ることが多く、「ボールを持ちすぎる」、「チームプレーができない」と指摘されることもあったネイマール。
しかし最近のPSGではトップ下での起用が増えており、仲間を使う能力もアップしているように感じます。
スルーパスや浮き球での決定機演出が多くみられ、以前よりプレーの幅が増えていますね。
特にカウンター時のムバッペとのコンビネーションは強力。
もうすぐ27歳。サッカー選手として油の乗る年齢に差し掛かりながらまだまだ成長を続けるネイマールの今後が楽しみです。
圧倒的演技力!?主演男優賞受賞か
圧巻のスキルを持つネイマールですが、ダイブや過剰な痛がりが多いことでも知られています。少し当たっただけで泣きわめくように痛がったり、転げまわる姿はロシアW杯でも大きく取り上げられ、ファンやサッカー関係者から苦言を呈されることになりました。
大ケガを避けるためにワザと転がっているという説もあるようですが、実際に接触がない時でも異常な程痛がってたりするので、演技は少なからずしてそうですね(-_-;)