最速のCB!フランス代表ラファエル・ヴァランのプレースタイルを紹介!
18歳という若さで、強豪レアル・マドリードに移籍し、現在もCBの一角として白い巨人の最終ラインに君臨するラファエル・ヴァラン。
フランス代表でもU18から各年代でプレーしており、ロシアW杯の優勝に大きく貢献しました。
まだ25歳と若いですが、常に「最強のCB」候補に名前が出てくる選手。
今回はヴァランの経歴やプレースタイルについて紹介します。
目次
プロフィール
本名 ラファエル・ヴァラン
国籍 フランス マルティニーク
生年月日 1993年4月25日
身長 191cm
体重 78kg
利き足 右
ポジション DF
所属クラブ・経歴
2000~2002 エレーム(ユース)
↓
2002~2010 ランス(ユース)
↓
2010~2011 ランス
↓
2011~ レアル・マドリード
地元クラブのエレームのユースでサッカーを始めたヴァラン。
幼少期から非凡な才能をみせ、2002年に加入したランスのユースでは、常に2世代上のカテゴリで活躍していました。
2010年にはランスでトップチームに昇格。当時17歳という若さながらデビュー戦ではフル出場でクリーンシートを達成。
その後もチームの主力として24試合に出場しました。
プロデビュー1年目ながら、10代とは思えない冷静な判断力や安定した守備でチームに貢献したヴァランは翌年にスペインの強豪レアル・マドリードへ渡りました。
ラモス、ペペという超強力なCBがいたにも関わらず、当初から安定した活躍で監督の信頼を得ていたヴァランは、2014年からは主力CBとしてチームでも不動の地位を築いています。
今シーズンはやや調子を落としているようですが、25歳という若さでレアル、そしてフランスの主力に登り詰め、CLとW杯でタイトルを獲得した実力には疑いようがありません。
レジェンドも絶賛!周囲からの評価は
まだ25歳と若いヴァランですが、その質力は欧州で活躍したレジェンド達からも高く評価されているようです。
かつてレアル・マドリーやユベントスで活躍し、フランス代表の大先輩でもあるジダンも、ヴァランの才能をいち早く評価していた一人。
ヴァランがレアル移籍を決断する際、当時レアルでアドバイザーを務めていたジダンは、直接彼に電話をかけ、説得したそうです。
イングランドの強豪チェルシーのレジェンドとして知られるドログバも「対戦したDFで最高の一人」と絶賛しています。
チームメイトからはユニークなあだ名も
ロシアW杯で圧巻の活躍をみせたポグバ(マンチェスター・ユナイテッド所属)からは「爺さん」と呼ばれているようです。
というのもヴァランのベテランのように冷静沈着なプレーに理由があるそうです。
インタビューでもポグバはヴァランに言及し、「彼は若手の頃から経験豊富なベテランのようなプレーをしていたからね。16歳の時点で既に25歳のようだった。」と語っています。
プレースタイル
過去にはSBやボランチの経験もありましたが、現在はクラブでも代表でも専らCBでの起用です
ヴァランの特徴は「クリーンな守備」です。
相棒のセルヒオ・ラモスはフィジカルを活かした激しい守備やタックルが持ち味な上に激情家なのでカードをもらうことが非常に多いのですが、ヴァランはその真逆。
冷静沈着でむやみに突っ込んだりしません。191cmと体格が良いのですが、フィジカルやラフプレーに頼ることなく、予測活かし,スッと体を入れてボールを奪い取る「クリーンな守備」が上手です。
CB離れしたスピードも持ち味で、「世界最速のCB」と評されることもあります。
レアルは全体的に前がかりになることが多く、ロングボールでのカウンターを食らうことが多いです。
しかし最終ラインにヴァランやラモスのような俊足CBがいるので、相手の裏抜けや、快速アタッカーにも対応できるのです。
例えカウンターで裏を取られても、猛スピードで後ろから追いつけるCBがいるからこそレアルはDFを高めに保ち、攻撃に厚みを加える事ができています。
高身長なので空中戦にも非常に強いですね。
ベテランの方が強さを発揮しやすいCBで、25歳で「世界最高候補」と呼ばれる逸材ですから、将来が楽しみです(^^)
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