ポール・ポグバのプレースタイルを紹介!マンU完全復活の鍵を握る規格外MF
スールシャール新監督の下、まるで別のチームのように勢いを取り戻したマンチェスターU。特に大きく変化したのが、モウリーニョ前監督との確執が頻繁に噂され、スケープゴートにされることも多かったフランス代表ポール・ポグバです。
新体制でユベントス時代を思わせるような輝きを取り戻したポグバ。ファーガソン体制以降不振に苦しんだチームを救う活躍が期待されます。
目次
ポグバのプロフィール
本名 ポール・ラビイレ・ポグバ
国籍 フランス ギニア
生年月日 1993年3月15日
身長 191cm
体重 84kg
利き足 右
ポジション MF(CMF、OMF、DMF)
ポグバの歴代所属クラブ・経歴
1999~2005 ロワシー・アン・ブリ(ユース)
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2006~2007 トルシー(ユース)
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2007~2009 ル・アーヴル(ユース)
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2009~2011 マンチェスターU(ユース)
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2011~2012 マンチェスターU
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2012~2016 ユベントス
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2016~ マンチェスターU
フランスの複数のユースを経て、イングランドの名門マンチェスターUでプロデビューを果たしたポグバ。
しかし強豪ぞろいのイングランドの中でも屈指の選手層を誇るマンUでは、半シーズンで3試合のみの出場。
出場機会を求めてイタリアの強豪ユベントスに移籍します。
ユベントスで急成長を遂げたポグバは、2シーズン目にはベテランのマルキージオに代わってスタメンに定着。当時まだ20代前半ながら、ワールドクラス揃いのユベントスの中でも飛びぬけたパフォーマンスを見せ、リーグ2連覇、3連覇に貢献しました。
2016年には古巣のマンチェスターUに復帰。
モウリーニョ体制の下では中々本調子が出せず、戦犯として非難されることもありました。モウリーニョの守備的な戦術を批判したことで指揮官との関係悪化が取り上げられるようにもなりました。
2018年冬、低調に苦しむモウリーニョ監督が解任され、スールシャール新監督が就任。
新しい指揮官の下かつての輝きを取り戻したポグバ。新体制の4試合で3ゴールと圧巻の活躍でチームをけん引しています。
赤い悪魔の復活が楽しみです!
ポグバのプレースタイル
メインポジションはインサイドハーフとトップ下。ボランチでも起用可能で、中盤の中央であれば万能にこなせるプレイヤーです。
ポグバは屈強なフィジカルと繊細な足元の技術を兼ね備えた選手です。
191cmと身長が高いのはもちろん、手足が異常な程長いのが特徴。体を当てる守備もできますが、長い脚で刈り取るように奪取することも可能。リーチが長いので半歩分足がボールに届きやすく、ドリブルで完全にかわし切ることは困難です。
手足の長さは攻撃でもかなりの強みになります。ドリブルでは相手DFを長い腕で押さえつけながらゴリゴリ前に進むことができます。
とはいえ技術的なドリブルが苦手なわけではなく、むしろ繊細なボールタッチは一級品。ブラジル人ドリブラーのような繊細でトリッキーなドリブルでボールを運ぶこともできます。2、3人に囲まれてもボールを失わないキープ力も一級品です。
視野が広くパスセンスも高水準。見た目からは想像もつかない柔らかいロングパスで一気に展開することもできますし、ゴール前のスルーパスで決定機を演出することも得意です。
実際1対1で負けるところを殆ど見たことがなく、ユベントス時代は間違いなく世界最高レベルのMFでした。モウリーニョ体制でこそ本来の実力が出せていませんでしたが、フランス代表でもユベントスでもフツーに規格外の選手だったので、単に戦術が合わなかっただけかもしれません。
いずれにせよ、マンU復権のキープレイヤーであることは間違いなく、シーズン後半戦の活躍が非常に楽しみです。
ヘアースタイルも要注目!
規格外の実力を持つポグバですが、その奇抜なヘアースタイルも規格外です。
銀髪、白髪は序の口で、ヒョウ柄の剃りこみを入れる事もあれば、ポケモンのモンスターボールを模した髪形にしたことも。
今後のプレーはもちろん、個性満点のヘアースタイルにも要注目です。
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