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なぜ今資産運用が必要なのか?貯蓄から投資の時代へ

 

 

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普通預金金利0.001%という超低金利時代を生きる僕らにとって、既に資産運用はした方がいいものというより、しなければならないものになりつつあります。

 

人生100年時代を生きる僕たちが、なぜ資産運用をしなければならないのか、その必要性について説明します。

 

そもそも資産運用って何?

資産運用とは「投資や貯蓄でお金をに働いてもらい、資産を増やすこと」です。

お金がお金を生み出すので、大きな資産を運用すれば、自ら働くことなく収入を得る事も可能。

一方運用に失敗すれば、損失を被ることもあります。

 

よく投資と資産運用を混同する人がいますが、投資はあくまで資産運用の手段の一つ。

資産運用の手段には株式投資の他にも、債券、投資信託、不動産投資、FXなど様々なものがあり、リスクの大きさもリターンの大きさもバラバラです。

 

なぜ今資産運用が必要なのか 

未曾有の超低金利!銀行預金で資産は増えない

子供の頃、親御さんに「お金はしっかり貯めなさい」と言われたことはありませんか?

それもそのはず、日本にも、「貯蓄こそ正義」の時代があったのです。バブル期には普通預金金利が6%なんてことも。この時代においては確かに銀行預金は最強です。

ある程度まとまった資産を銀行に預金しておけば、もう働かなくても生きていける時代だったのです。

 

このころの「預金神話」が根強く現代社会にも残っているため、リスクのある投資を嫌う人が非常に多いです。

 

しかし現代―銀行の普通預金金利0.001%、定期預金でも0.01%という超絶低金利時代において、以前のように銀行預金を頼るのは得策とは言えません。

100万円を1年預金しても10円のプラスにしかなりません。めちゃめちゃドケチです。

それどころか時間外にATMを使えば、手数料でマイナスです。

 

銀行にお金を貸してあげているのに、毎年手数料分損しているわけです。

これってもう緩やかに株価が下がる銘柄に投資しているのとあまり変わらないのでは?と思います。

毎年銀行に預金を搾取されていくくらいなら、自分で資産運用してお金を増やしていくのは当然の戦略。

超絶低金利の現代だからこそ、運用して資産を守ることが大事なのだと思います。

 

 

老後の不安に備える

老後の必要資金を得るためにも資産運用はしておくべきです。

日本では老後を満足に生活するためには、月に35万円の収入が必要だと言われています。

しかし現在毎月の平均年金支給額は約14万円。年金では足りない分、貯金を切り崩して生活しています。

 

現役世代が高齢者を支える現代の年金制度は、少子高齢化が進んでいくにしたがってガタがきます。今後、更に高齢者の比率が増えていき、さらなる受給額減額や受給開始年齢の引き上げなどが懸念されている状況で、年金の受給だけを将来のアテにするのはリスキーです。

 

しかも医療の発展で年々平均寿命が伸びており、現代は人生100年時代と呼ばれています。老後必要な資金が増えている一方で、年金の受給が不安視されている。

こんな状況だからこそ、若いころから資産運用を始めて、将来に備えて年金以外の収入の柱を作っておく必要があるのです。

 

 

収入源を分散!終身雇用崩壊のリスクに備える

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終身雇用が崩壊し、1つの企業に定年まで勤めあげる事が難しくなった今、会社の給料だけに依存するのは危険です。

更に野村総研とオックスフォード大学の研究では、現在ある職業の内49%が20年以内にAIによって代替可能であると結論付ける研究が行われました。

 

誰もが人員整理の対象になりうる時代では、退職リスクに備えて収益源を分散させる必要があります。特に、自分が時間と労力を割くことなく資産が資産を生んでくれる、資産運用はこれからの時代を生き抜く上で必須になるのではないでしょうか。

 

 

資産化と労働者の格差はどんどん開く!ピケティの不等式とは

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日本は比較的経済的な格差の少ない国ですが、これからは格差が開いていくことが予想されます。

 

フランスの経済学者であるピケティは自著で

 

r(資本収益率)>g(生産成長率)

 

という公式を発表しています。これは、投資利益の伸び率が、労働収入の利益の伸び率よりも高いということです。

要は労働だけで稼ぐ人より、投資だけで稼ぐ人の方が裕福になり、その差はどんどん開いていくということです。

 

今後は、労働者がAIに取って代わられる一方、資本家は会社に投資し、複利でどんどん資産を増やしていきます。

運用できるだけの資産を持っている人がますます稼ぎ、毎月の生活費を稼ぐのに精一杯な労働者との貧富の差が広がっていくことが予想されます。

 

この格差社会に対応するためにも資産運用を今の内に初めておくことが大事です。